仲間の価値観を知るゲーム Moving Motivators - てぃーびー編
マネジメントの課題として、メンバーのモチベーション(動機の意。やる気の意ではない)を知っておく必要があります。
人はモチベーションのある対象に対して長期的に強く力を発揮します。
そこで、お互いのモチベーションを知る手段として Moving Motivators という手法があります。
これを紹介します。
10種類の本質的な願望
Moving Motivators では 10種類の本質的な願望( Ten Intrinsic Desires )を扱います
英語 | 日本語 | 説明 |
---|---|---|
Acceptance | 受容 | 私の周りの人が、私がやっていることや私らしさを認めてくれる |
Curiosity | 好奇心 | 調査したり、考えたりしたいことがたくさんある |
Freedom | 自由 | 私は自分自身の仕事と責任で他人から独立している |
Status | 地位 | 私の職位は、優れていて、いっしょに働いている人たちから認められている |
Goal | ゴール | 私の人生の目的が、私がしている仕事に反映されている |
Honor | 名誉 | 私個人の価値が私の働き方に反映されていることを誇りに思う |
Order | 秩序 | 安定した環境のための十分な規則と方針がある |
Mastery | 熟達 | 私の仕事は難しいが、まだ能力の範囲内にある |
Power | 権力 | 私の周りに起きることを自分で左右できる裁量がある |
Relatedness | 関係性 | 私は仕事でかかわる人々と良好な社会的つながりを持っている |
手順
10種類の願望を自分にとって大切なものから順に並べます。
実際はカードで行うようですが、ブログなのでテキストで並べます。
やってみる
私の願望を並べてみました。
- 好奇心
- 熟達
- ゴール
- 権力
- 名誉
- 関係性
- 受容
- 自由
- 地位
- 秩序
知らないこと、新しいことを知る。
それによってさらに新しいことを思いつく。
実際にそれを試す。実用する。
結果として人に喜んでもらう。
そんなサイクルがとても好きなので、
「好奇心」・「熟達」・「ゴール」が高くなっています。
「権力」って単語でみるとすごく抵抗があるのですが
「自分でできることの範囲を広く持ちたい」
という意味で優先度が高いです。
逆に「地位」は認められていれば嬉しいですが、それ自体は優先事項ではないです。
あまりに不当でなければよい、という感じでしょうか。
また、秩序はけっこう苦手で固まったルールで動くと眠気と退屈さがバイキルトされる感じです。
まとめ
同僚や何かしらのチームメイトが何をモチベーションにしているか、
みなさんは把握しているでしょうか?
例えば、 Moving Motivators を試すとして、各自に対する事前のイメージで並べ、
実際に本人に並べてもらった際の差異をみたら相互に予想していた価値観とのずれが
把握できるかもしれませんね。
他の方のモチベーション+一言コメントなども見たいので
似たようなエントリを楽しみにしています。