キャズムに興味を持った小学校1年生の娘に真剣に説明をした話
昨晩、私は書籍「キャズム2」を読んでいました。
(キャズムの内容自体は本題ではないので端折ります。)
そこに小学1年生の長女がきました。
長女「パパ、その本で何の勉強をしているの?」
パパ「発明とかの勉強だよ(雑な返答)」
長女「発明!教えて!!(キラキラした目)」
パパ「わかった。じゃあ、本のテーマになっている『キャズム』について説明するね」
長女「うん!」
そして私の説明がはじまりました。
キャズムに関するやりとり
新しいものを作った時、どんな人から順に買ってくれるか?
テクノロジーライフサイクルの分布図を書き、5つの範囲に分けます。
それぞれを表す
- イノベーター
- アーリーアダプター
- アーリーマジョリティ
- レイトマジョリティ
- ラガード
とはどんな人達か?について難しい言葉は使わずに説明しました。
その上で、
アーリーアダプターにものを買ってもらうのとアーリーマジョリティにものを買ってもらうのには
大きな違いがあって、その溝を埋めるのが大変なんだよ、
その溝のことをキャズムと言うんだよ。
という内容を長女向けの言葉で説明しました。
(実際には質問を受けながら細か無く補足をいれつつで、書くと長くなるし細かいところは忘れたので省略します)
長女はとても楽しかったらしく、満面の笑みを浮かべながら就寝しました。
翌朝妻にその話をしたらしく、しっかりと「・・・でね、それをキャズムっていうんだよ」という説明をしていたそうです。
きっかけ
この話の説明をちゃんとしようと思ったきっかけとして2冊の書籍があります。
- 「Q思考」
- 「モチベーション3.0」
Q思考
書籍中で子どもは生まれながらに質問の達人であり、周りからの阻害によって
その可能性を狭められていく。
あまりにおおくの「なんで?」にうんざりして相手をしなかったり、
子どもが満足しない雑な返答で済ませたり。
そういったことの連続が子どもの好奇心を奪う。
そんな話題がありました。
以下、書籍について私が書いた記事です。
モチベーション3.0
書籍中で熟達のためには、「拡張知能観」のマインドセットが必要だと書かれていました。
拡張知能観では
能力は伸ばすことができるもの
と考えます。
未知のものを学ぶことに対してポジティブな経験を繰り返すことが
この知能感を育むために役立ちます。
以下、書籍について私が書いた記事です。
まとめ
子どもたちに対する疑問に答えることが大事であることは把握できている上で実行できていないとしたら
親自身に余裕がない時であるように思うので、余裕を持って受け答えができるようにしておきたいな
と改めて思いました。
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