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Empowerment Engineering

内発的動機づけをソフトウェア開発の力で支援する

熟達(Mastery) - ゴルディロックスの仕事

内発的動機づけ 熟達 内発的動機づけ

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内発的動機づけに関する3つの要素「自律性」「熟達」「目的」の一つである熟達。
今回は熟達に関わる要素のうち ゴルディロックスの仕事 についてまとめます。

※内発的動機づけ、熟達それぞれについて知りたい場合は自前に下記リンク先をご確認ください。

empowerment-engineering.hatenablog.com

empowerment-engineering.hatenablog.com

ゴルディロックスの仕事とは?

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ゴルディロックスの仕事 とは、 簡単すぎず難しすぎない仕事 です。
書籍「モチベーション3.0」の著者ダニエル・ピンクが名付けました。

「やるべきこと」と「できること」が離れている状態とはどのような状態でしょう?

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今の自分にはできないことばかりを担当している状態です。
できないことが自分にとって難しすぎる場合、 不安が大きくなります

「やるべきこと」と「できること」が一致しているとはどのような状態でしょう?

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このケースは組織の短期的な成果としては好ましいですが、
担当者からみると、既にできる退屈な仕事ばかりを持っていることになります。
退屈な仕事に対する人のリアクションは大きく分けて二種類になると思います。

  • 楽ができるし、新しいことを覚えなくていいので嬉しい
  • 簡単すぎて退屈だ 。もっとやりがいのある仕事をしたい

前者は向上心が小さく、もともとあまり成長しない人材です。
後者は適切な仕事を与える(もしくは自発的に選択可能にしておく)ことで、
どんどん成長してくれる人です。
本来、ほどよい仕事を与えればどんどん成長してくれる人に退屈な仕事ばかり与えつづけていると、
やりがいのある職場を求めて転職してしまう可能性が増えるでしょう。

そこでゴルディロックスの仕事です。
自分からみてほどよく難しい場合、 フロー に入りやすくなります。

フローにはいると高揚感、楽しさに包まれ、感覚が研ぎ澄まされ、
あっというまに時間がすぎるような感覚を得ます。

結果として充実感を得て、モチベーションを高めつつ能力も高めてくれます。
組織単位で見た場合の「できること」がどんどん大きくなり成果が大きくなっていきます。

ゴルディロックスの仕事とモチベーションの関係

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グラフにしてみました。
実力5の人を例にして作ってあります。
横軸の難易度が5より下がれば下がるほど退屈になってモチベーションがあがります。
5より上がる時にほどよいタスクまではモチベーションがあがります。
そしてそこから難易度が上がるほど不安が膨らみモチベーションがさがります。

参考図書

リンク先の書籍を参考にしています。

empowerment-engineering.hatenablog.com