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Empowerment Engineering

内発的動機づけをソフトウェア開発の力で支援する

熟達(Mastery) - フロー

熟達 内発的動機づけ

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内発的動機づけに関する3つの要素「自律性」「熟達」「目的」の一つである熟達。 今回は熟達に関わる要素のうち フロー についてまとめます。

※内発的動機づけ、熟達それぞれについて知りたい場合は自前に下記リンク先をご確認ください。

empowerment-engineering.hatenablog.com

empowerment-engineering.hatenablog.com

フローとは?

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フローとはその対象に完全にのめり込み、高揚感、楽しさに包まれ、感覚が研ぎ澄まされ、
あっというまに時間がすぎるような感覚を得るような状態を指します。
最近ではスポーツ漫画でもよく登場しますね(ゾーンと表現されるケースもあり)。
フローは心理学者のミハイ・チクセントミハイが提唱した概念です。

フローに入るには以下の7つの条件が必要です。

  1. 時間の経過と共に常に自分が何をしたいのか分かっていること
  2. ただちにフィードバックが得られること
  3. 何をする必要があるか分かっていること
  4. それが難しくても可能なこと
  5. 時間の感覚が消失すること
  6. 自分自身のことを忘れてしまうこと
  7. 自分はもっと大きな何かの一部であると感じること

ミハイのTED動画

ミハイのTED動画の書き起こし

www.ted.com

熟達とフロー

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フロー状態は スキル挑戦 が高いレベルでバランスが取れている必要があるとされています。
挑戦対象は今の自分のスキルレベルよりも程よく挑戦しがいのある内容である必要があります。

つまり、ある時点でフローに入れた内容もスキルがあがって自分にとって易しいものになってしまえば、
同じ条件でフローに入ることはできなくなります。
自分がいまいる環境で継続してフローに入ることができることができていることは、
常に自分の実力よりもほどよく高いレベルの課題に立ち向かっているということになります。

日々、フロー状態に入っていることを実感できているのであれば、どんどん上達し熟達してきているでしょう。

仕事とフロー

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仕事においてチームメンバーをフローに導くには、

  • やるべきこととやりたいことの重なる領域が広く、できることよりやや挑戦が必要な業務がアサインされている
  • 目的、目標が明確であること

などが必要でしょう。

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逆に、

  • ルールで縛る
  • 退屈な課題を与える
  • 難しすぎる課題を与える
  • 目的が不明確な課題を与える
  • やりたいことと重なる領域が少ない課題を与える

などによって効果的にフローを抑えこむこともできるでしょう。

参考図書

リンク先の書籍を参考にしています。

empowerment-engineering.hatenablog.com