Empowerment Engineering

内発的動機づけをソフトウェア開発の力で支援する

2016年のEmpowerment Engineerの活動を振り返る

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人々の内発的動機づけを支援することをミッション決めた
自称「 Empowerment Engineer 」こと「 てぃーびー 」による2016年の活動まとめです。

経緯

  1. 2016年元旦に目標について考える
  2. 仲間から書籍「 ザ・コーチ 」を紹介してもらう
  3. ザ・コーチにのっていたドリームリスト100で死ぬまでに叶えたいことを100個リストアップ
  4. リストアップした内容から自分の夢・目的を見つけ出す
  5. 内発的動機づけを支援することをミッションに決めた

ということで「内発的動機づけを支援することを自分のミッションとして決めた」のが2016年7月です。

まずはブログを作ろう、ということで最初に作ったエントリがこちらです。

empowerment-engineering.hatenablog.com

前提

私は 本業のソフトウェア開発 の仕事の他に、 副業(ソフトウェア開発)CodeIQの出題者 をしています。

私には妻と3人の娘がおり、基本的に土日の日中は 家庭を優先 しています。

2016年07月から意気揚々と活動を開始したのですが、ちょうどそのタイミングで
副業の稼働が多くなり都合により 2017年03月まではあまり時間が取れなくなってしまったので
それ相応の活動量となりました。
来年4月以降はもうちょっと活動時間をとれる予定です。

とはいえ、本業・副業などがあるのは変わらないので少ない時間を効率よく活用する
ことに関しては継続して工夫をしていく必要があると思います。

2016年成果

Empowerment Engineering Blog 開設

まずは内発的動機に関する情報のみをまとめるブログを作成し、そこに概念を整理しようと思いブログを開設しました。
それが当ブログです。

エントリ内容

以下のような内容を書きました

  • 内発的動機づけに関する基礎概念
  • 内発的動機に関連するような日頃の出来事に関する雑記
  • 内発的動機の3要素となる自律性・熟達・目的それぞれのパターンカタログ

エントリ数

当エントリ投稿前の状態

エントリ数
07 1
08 10
09 7
10 5
11 15
12 10

ブックマーク数

2016/12/30 現在 58 ブックマーク

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読者数

2016/12/30 現在 15 名

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インタビュー

当初の予定ではいろいろな人にインタビューをしようと思っていたのですが、スケジュールの関係上断念しました。

代わりに時間をあまりかけず、オンラインで実施できるためちょくちょくツイッターでアンケートをしていました。
ただ、元々基礎知識がない状態でやっていた上に、中立性を担保したアンケートを作るのがうまくないため
ちょくちょくツッコミをいただいたりしつつやっていました。

アンケート数としては50以上実施しました。
例えば以下のようなアンケートです。

アンケートの目的としては、自分の持論に関して裏付けをしたい、ということではありません。

多くの人が

  • どのような問題を抱えているのか?
  • どんなことを考えているのか?

を把握して自分が内発的動機づけを支援するにあたってどんなことをすればいいのか?
ということのヒントを集めることです。
問題解決をするには問題発見をする必要があります。

読書

内発的動機づけおよびそれを支援する仕組みを作り出す過程に関わるであろう、
という書籍を意識的に選んで読んできました。

2016年の読書まとめは以下にあります。

tbpgr.hatenablog.com

9月以降に読んだ書籍のうち、以下の書籍は Empowerment Engineer の活動のために
選んだものです。(他の目的を兼ねているケースもあります)

  • Q思考――シンプルな問いで本質をつかむ思考法
  • インタビューの教科書
  • ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則
  • 一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる
  • 神様からのギフト ― ザ・コーチ2
  • 仕掛学

実践

子どもたちとの接し方

子どもたちの内発的動機を大切にするように振る舞う機会を意識的に増やしました。
各記事における子どもとのやりとりの根底には、このブログにまとめているような
内発的動機を支援するための要素が含まれています。

tbpgr.hatenablog.com

※ふわふわ会議については Empowerment Engineer の活動開始前にはじめましたが
今でもほぼ毎週実施しています。

tbpgr.hatenablog.com

tbpgr.hatenablog.com

tbpgr.hatenablog.com

empowerment-engineering.hatenablog.com

empowerment-engineering.hatenablog.com

仲間との接し方

私は主に以下のような方たちと日常的に関わりを持っています。
広く浅く付き合うよりは、狭く深く付き合うタイプです。
そのため少人数の少数の集まりとの関わりが多いです。

  • 家族
  • 仕事仲間(本業)
  • 仕事仲間(副業)- 主にオンラインで交流
  • 分報仲間M - 主にオンラインで交流
  • 分報仲間K - M よりも発言頻度が低めの分報仲間。オンラインで交流

仕事仲間 について。 以下のようなことを考えながら接していました。

  • 手を動かす業務を担当しつつ、皆が楽しく働けているか?
  • 皆が好きなことをできているか?
  • 皆が得意なことをできているか?
  • 皆が自律して動くことを妨げる障害はないか?

詳細は以下にまとめてあります。

empowerment-engineering.hatenablog.com

分報仲間 について。 各メンバーは元々自律性があり、熟達への道を歩んでいるような人が多い場です。
つまり一定以上の内発的動機を持つ人達です。
そういった人たちにも日々を生き抜くエネルギーが必要です。
それぞれが活動する姿を見せ合うことでそのエネルギーを与え合うことができるのだな、
というのを自分も参加しつつ認識しました。

そういった場を2つ立ち上げて(私だけで立ち上げたわけではありませんが)継続している、
ということで内発的動機が継続することを少なからず支援できていると感じています。

まとめ

2016年の活動は時間をあまりとれずに残念な結果だったかな・・・と思ったものの、
改めてまとめてみると中々の成果であるようにも思えます。

今はアナログで仕組み化されていない活動なので、この成果から
仕組みとして抽出できる要素を抜き出してシステム化したりできるとよいな、
それまでの積み重ねは地道に続けていくぞ、
といった気持ちで2017年を迎えたいと思っています。

引き続きよろしくお願いいたします。