Empowerment Engineering

内発的動機づけをソフトウェア開発の力で支援する

「まぁいいか」と「どうせ無理でしょ」による機会損失

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なんとなくわかったかな。細かいところは曖昧だけど 「まぁいいか」
この組織のここがストレス。たぶん原因はわかってるけど 「どうせ無理でしょ」

そんな発言を聞いた or 言ったことはありませんか?

問題

まぁいいか

細かいことはわからない。なんとなくそうかな?たぶんそうかな?

まぁいいか

その言葉を選択したことによって、以下のような結果が起こる可能性が高まります。

  • 知識を身につける機会を損失する
    • 結果として成長度が低くなる
  • 正しい状況・情報を理解する機会を損失する
    • 結果として、その後「誤認識」などによるトラブルに発展する可能性が上がる

どうせ無理でしょ

具体的に調べたわけではない。
たぶん、何かしら障壁が存在するはずだ。
自分ではどうにもできないはず。どうにかするのは面倒だし。
だから何かを変えるのは無理。

どうせ無理でしょ

その言葉を選択したことによって、以下のような結果が起こる可能性が高まります。

  • 解決できたかもしれない問題を解決する機会を損失する
    • 結果として問題は残り続け、不満も残り続ける
  • 本当に解決できない問題なのかきちんと判別できていないので、組織をやめるかどうか踏ん切りがつかない

解決

「まぁいいか」「どうせ無理でしょ」の反対となる選択肢について考えます。

詳しく教えて

教わる相手は組織の先輩かもしれませんし、インターネットの記事かもしれません。

  • 詳しく教えて
  • 詳しく調べよう

曖昧な点をクリアすることで、正しい知識を手に入れることができます。
業務に関する情報なら正しい状況を把握することができます。

なぜ、どうする

  • なぜだろう?
  • どうすればいいだろう?

原因を追求し、解決策を次々に試すことで対象を解決できる可能性が上がります。
それでも解決できず、自分の影響範囲の及ぶ範囲外だった場合は、
その場にいることを諦める基準にすることができそうですね。

まとめ

意識高い系っぽい内容になりましたが、昔前者のように振る舞って失敗した記憶が多く、
後者のように振る舞うようになってから物事がうまくいく頻度が増えたように感じています。

みなさんやその周りはどうですか?