熟達・目的と可視化
熟達をより具体的に実感するための可視化。
目的の達成度を実感するための可視化。
目に見えることの効果は高いように感じますし、
逆に目に見えないと実感しにくいようにも感じます。
ということで熟達・目的と可視化の具体例と
可視化できそうな点について考えてみます。
熟達と可視化の例
スキルマップ
従業員のスキルを管理するために用いられるツール。
業務に必要となるスキルと習熟度を定義し、スキルと従業員の表をつくることで組織として
スキル取得状況を把握しやすくします。
これによって個人の能力を把握したり、組織として不足しているスキルを把握することで
採用や教育計画に役立ていきます。
スキルレベル | 内容 |
---|---|
■ A | 指導できる |
■ B | 一人でできる |
■ C | 指導を受けながらできる |
■ D | できない |
スキル/従業員 | 田中 | 佐藤 | 鈴木 | ホーガン |
---|---|---|---|---|
Ruby | ■ A | ■ B | ■ C | ■ D |
リファクタリング | ■ B | ■ A | ■ C | ■ D |
自動テスト | ■ D | ■ B | ■ D | ■ D |
インフラ | ■ B | ■ B | ■ B | ■ D |
Excel方眼紙 | ■ D | ■ D | ■ D | ■ A |
上記のスキルマップから以下のような特徴がわかります
活動実績の数値化
シンプルではありますが、活動実績を数値化してみるとおもったよりも色んな事をしてきたということを再確認できます。
以下は、日々の活動ログをもとに自動生成した冒険記録です。(月次で継続更新予定)
目的と可視化の例
ダッシュボード
BIツール+ダッシュボードを用いた可視化によって目標=KPIを可視化することで
達成状況や取り組みの効果の確認がしやすくなります。
全体地図の可視化
全体としてどんな予定で、現在地がどこか?を把握します。
以下はRPG風のマップを作って全体像と現在地を把握可能にしつつ、楽しさやワクワク感を得ることを期待しています。
詳細は以下の記事にあります。
長期計画の現在地をゲームのマップ風に楽しく確認できるようにしてみた
熟達・目的の可視化に関連するWebサービス
habitica
TODOアプリ+ゲーム風の世界の報酬によるゲーミフィケーションWebサービス
Willysm
社員の気持ちを可視化するWebサービス
Hooop
褒めを可視化するWebサービス
SKILL NOTE
スキルマップによるスキルの可視化Webサービス
可視化できそうな点
熟達
- 学習の実行頻度を可視化
- 新たに得た知識、スキルの可視化
- 該当領域における外部からの評価の可視化
目的
- 目的達成のために必要となる中間目標の構成と達成度の可視化
- 目標への道筋の可視化
まとめ
人は目に見えていないものは意識から外れがちです。 ちょっとした可視化でもあるとないでは大きく異なるのではないでしょうか?
また、単純な可視化だけではなく「やる気」を支援する意味では
ゲーミフィケーションのような仕組みと連携すると効果はより一層高くなるでしょう。
引き続き自分を実験台に研究、試行していきたいと思います。