勉強の目的について長女に説明してみた
長女は今年小学1年生です。
小学校に入り、本格的にお勉強がはじまり色んな事が分かるようになってきました。
そこで、勉強の目的について長女に話してみることにしました。
長女にお勉強の目的について説明したいと思っているんだけど聞きたい?
長女「うん!ききたい!(ワクワク顔)」
以前にも長女に色んな話をしたことがあり、それが刺激的だったようでノリ気で話を聞いてくれました。
親子の信頼貯金ですね。
前提
「夢や目的とは何か?」については以前に長女に説明済みです
夢・目的については別のブログにまとめてあります
現状確認
はじめに現状を確認します。
長女に
長女が考える勉強をする目的を教えて
と質問をしました。
答えは
長女「詳しくは分からないけど、やらないと大人になってから困るから」
と答えました。
私は
なるほど。大きくは間違ってないけど、ちょっとマイナス方向の気持ちだね。
じゃあ、これからパパの考える勉強の目的を説明するね
と話し始めました。
お勉強と好き嫌い
長女に今習っているお勉強の種類と好き嫌いをきいてみました。
聞いた内容をノートにメモしておきます。
- 教科A:好き
- 教科B:嫌い
将来と夢の確認
長女に将来と夢について話します。
将来を楽しく過ごすためには、夢をもってそれをかなえていくといい。
夢は好きなこと。好きなことをして暮らすのは楽しい。
パパはそう思っているよ。
※押し付けではなくてあくまでパパの考えであることを示すために最後に自分個人の考えであることを
示すようにしています。ブログにまとめるために簡素に書いていますが、実際はもう少し噛み砕いて説明しています。
以降の文章についても長女が分からない言葉があるたびに細かく説明していますが、その下りは省略します
長女「うん」
と頷きます。
長女に
長女は将来の夢ってある?
ときくと
長女「 職業Cになること! 」
と答えました。
いいねー
と答えます。
夢の実現に必要なもの
夢の実現に必要なものについて長女に説明します。
ノートの最上段に職業Cと書きます。
その下に夢の実現に必要な要素を ツリー状にブレイクダウン して書いていきます。
職業Cになるには、スキルDやEができる必要があるね。
スキルDっていうのはこういうものなんだよ。
スキルDはさらにスキルFとGに分かれるよ。それぞれ・・・
というのを一つずつ長女が理解するまで説明していきます。
10個程度項目がでてきたところでツリーを書き終えます。
マッピング
夢の実現に必要なツリーの中にある各スキルについて、
今長女が習っているどの教科のお勉強が関係あると思う?
という質問をして、教科Aは青丸、教科Bは赤丸をツリーの各ノードに書いてもらいました。
一通り書いてもらった後に、今度はパパがどの項目にどの教科が関係すると考えているかについて
長女に説明しながら赤丸・青丸をつけます。
総括する
ここまできて、長女に
長女が考える勉強をする目的を教えて
と最初にした質問を再びしてみました。
長女「夢をかなえるために必要になるから!」
と答えました。
いいね!最初の答えに較べてはっきりしたし、前向きな表現になったね
続けて補足をします。
長女は今職業Cになりたいよね。
職業Cの場合には今日説明したようなスキルがいるね。じゃあ、夢が変わって職業Fになりたくなった場合は、必要になるスキルが変わるね。
頷く長女。
そしたら必要なお勉強も変わるよね。
そんな風になりたいものはまだまだ変わるかもしれないし、
どんなスキルが必要になって、どんなお勉強が必要になるか分からないんだ。
話しが長くなってきたので、ちょいちょい集中力を切らしたりしつつも頷く長女。
だから色んな勉強をしておくと、いざ夢が決まった時に急にあれこれ覚えなければいけなくなって
困らなくて済むんだよ。
ただ、何でもかんでも全部全力でやらなければいけないとは思ってないよ。
将来の夢はやっていて楽しいこと、好きなこととつながっていると思うから
やっていて楽しかったり、好きなことをいっぱい頑張るといいと思うよ。
という説明をしました。
長女がワクワクした顔をしながら聞いています。
最後に話しながら書いていたノートのページを切り取って長女にプレゼントしました。
貰えるとは思っていなかったらしく、
長女「ありがとう!!」
といって大事にしまっていました。
雑感
そろそろ説明してもわかるかな?と思い話してみましたが、しっかりと伝わったようです。
今回の説明は、無理やり勉強をやらせたいわけではなくて、
自分が将来やりたい好きなことのための手段としてお勉強をしてもらえるといいな、と思いました。
もちろんまだまだ小さいので、お勉強自体の楽しさから逆に好きなものを見つけるかもしれません。
どちらにせよ、好きと・楽しい駆動でやったほうが本人にとって幸せな日々になるだろうから
その点を強調しつつもお勉強が「ただの義務と暗記」にならないように説明しました。
実際にどのくらい今日の話がわかったのかは今後の長女の経過を見るとします。
この話自体は、内発的動機づけの「目的」にあたるな、ということで記事にまとめてみました。
付録
出だしで
以前にも長女に色んな話をしたことがあり、それが刺激的だったようでノリ気で話を聞いてくれました。
と書きましたが、その様子の一部を別ブログで記事化しています