Empowerment Engineering

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「自分はできない」から「自分ならできる」へと考えを変える方法を調べたよ

「自分はできない。成長しない」というマインドセットである固定知能観から
「自分ならできる。成長できる」というマインドセットである拡張知能観へと変わりたい!
でもどうやったらいいか、よくわからない。
そういった意見を散見するので、私の観測範囲でそういった発言をしていた方達のために
時間をつくり、方法を調べてみました。そう、あなたです。

自分自身が固定知能観から拡張知能観に変わった際は、
今回調べた手法ではなかったですが、共通点もありました。

「できる」考え方になる方法

自己認識を高める

まず、自分を知ること = 自己認識 を高めます。
セルフアウェアネス(self-awareness)とも呼ばれていますね。

以下のような事をすることで自己認識が高まるでしょう。

  • 自身の思考・感情・振る舞いについて内省をする
  • 自身の感情について知る。何があるとどのような感情を抱くか?
  • 自身の長所と短所を知る
  • 自身の性格を知る

※全体として自分一人ではなく誰か自分をよく知る人の意見もきけるとよい

挑戦する

既存の振る舞いのうち、変えたいと思っているものに対して少しずつ挑戦をしていきます。
自己認識の結果、自分が変えたいと思っている思考・行動を把握したと思います。
この中から対象を選び、今までとらなかった「好ましい行動」を少しずつ取るようにします。
成功体験が積み重なるたびにより大きな挑戦が可能になるでしょう。

変化を実感する

振り返りの時間を用意し、挑戦したことに対する変化を自覚します。
その上で、変化したことによって変わったものが少しずつ出てくると思いますので、
その原因を結果を把握し、「成果」を強く実感します。

繰り返す

あとはひたすら繰り返していきます。
あるとき変化・挑戦することが当たり前になる瞬間がくるのではないでしょうか。

私の例

私はブラック企業で心が折れたタイミングで自信喪失して、
長い間固定知能観になっていました。
その際に、療養期間として好きなことをして過ごそうと思い、
格闘ゲームをやりまくりました。
するとその領域で上達し、成果を出し、仲間が増え、
承認され、好奇心が膨らんでいきました。

そして、システム開発の仕事に復帰したときには、
変化した自分がいました。
知らず知らずのうちに格闘ゲームを通して「挑戦」していたのだと思います。

こういった経緯なので、自分自身は自己認識に関して取り組んだのは変化したあとでした。 ただ、好きなことに没頭する過程で挑戦と変化が実行されていたように思います。

まとめ

そんな、簡単じゃないよという話もあるとは思いますが、
まずは「試してみる」という第一の挑戦をしてみるとよさそうです。
もしかしたら、複数の人が試していて「うまくいってる?自分はXXX」というような
やりとりなどもできるかもしれません。

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