Empowerment Engineering

内発的動機づけをソフトウェア開発の力で支援する

雨の日の散歩にて負のイベントを活用する

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生憎の雨。

全く外に出ないのもモヤモヤするだろうということで
長女と二人で近所を散歩した。

長女と2人で傘をたたみ、傘立てに入れコンビニに入る。
暖かい飲み物を買ってすぐ店を出る予定だった。 数分だし、客も少ない。
雨で通りを歩く人はほとんどいないので傘立てにそのまま傘を入れた。

すると数分の買物の間に傘が盗まれてしまった。
外は大雨。
仕方なく新しい傘を購入し、長女と歩く。
しばらくして屋根付きの広場で一旦休憩しながら長女と3つの会話を始める。

1つ目は傘を盗んだ犯人を見つけるのにどのくらいお金がかかるかな、という話。
仮に警察が捜査してくれて、お店も協力してくれるとして両者が捜査+捜査協力のために
使う時間だけお金がかかるね。500円程度の傘とは釣り合わないね、など。

2つ目は「どうやったら傘を盗まれないだろう?」というお話をした。
娘が以前テレビで持ちての外れる傘を見たらしく、その話をしてくれた。

3つ目はパパは
「マイナスの出来事があった時に、プラスのことをして元を取るかそれ以上にいいことがあるようにしている」
ということを説明した。

今回は3つの会話自体のことだ。
パパ「これは長女にとって価値がある会話だといいなと思って話をしたんだよ」
長女「うん!面白かった」
パパ「印象的なできごとだから記憶に残りやすいよね。」

傘泥棒によって娘に印象的な会話をする機会が得られた台風の日の午後だった。