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Empowerment Engineering

内発的動機づけをソフトウェア開発の力で支援する

目的への長期的な意欲を阻害する2つの不安

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自律的に動くことができ、熟達の道を歩み、目的を向かって歩んでいる。
しかし、それを推し進める意欲が減っていくような事態というのを見かけることがあります。
これは主に個人の活動に関わる話なのですが、掘り下げてみることにします。

前提

自分自身および自分の観測範囲内での経験をもとに書いています。
必ずしもそういったケースばかりではない、ということは把握した上でまとめています。

ここでは「目的があったらやる気に満ち溢れて成果が上がっていくよね!」というだけではなく、
目的に向かって行動するための意欲を得るために
必要なものがあるよね、というところを主題としています。

2つの不安

異質

自身は目的を持ち活動しているものの、そういった取り組みをしている人が周りにいない。
異端・変わり者のようにみられ、居心地の悪さを感じることで自分の活動に身が入らない。
目的をもって取り組む仲間が居ない、というところからくる不安。

例えば「意識高い系」と揶揄されたり、やる気のある人を煙たがるタイプの人に
ネガティブなことをいわれたりなど。

成長の有無

目的を持ち活動しているものの、成果に向けて必要となる
能力を伸ばすことができているのか核心が持てない。
というような成長の有無に対する不安。

例えば「海賊王になる!」という目的があるとします。
そのための一つのゴールとして「強くなる」というものがあります。
トレーニングをしているけど、自分はどのくらい強くなったのか?
よくわからない実を食べてよくわからない能力が身についたけど代わりに泳げなくなったけど大丈夫なのか?
本当に海賊王になるために必要な力がついているのだろうか?
という不安を感じるようなことは日常的によく有りますよね。大海賊時代ですし。

2つの安心

逆に2つの不安が取り除かれている状態とはどんなものでしょう?

同志の存在

目的を持ち目的とともにものごとに取り組んでいる同志が身近に存在すること。
取り組んでいる内容は同じである必要がない。
同じように人が取り組む姿をみて刺激を受けるとともに居心地のよさが得られる。
また、同志がいることによって異質感の不安がなくなります。

個人差はあるとは思いますが、一見すると目的に向かって一人で突き進んでいるように
見える人でも一人だと行き詰まりを感じていることもあります。
そして同志を得ることで意欲を得て活動の継続の糧にすることがあります。

成長の可視化

目標を達成するための能力や知識を取得する期間においても、
能力・知識が積み重なっていることを記録し、可視化することで安心感を得られるようにします。
伸ばすべき対象がある程度明確であれば必要な内容を書き出し、進捗を把握します。
取り組んでみないと必要な内容が分からない場合は、
必要なものが分かったり、必要な能力が身についたりした段階で書き出すようにします。

これによって自分の成長を実感しやすくなるでしょう。

結論

何かに取り組む気のない人に囲まれている何かに取り組む気のある人が、
何かに取り組む気のある人のもとに飛び込んだらガラっと世界が変わる。
というようなケースを複数みてきました。
それは自分自身も含めてです。

行動した瞬間からそれは変わっていくのだろうな、と思います。
そして一度波に乗るとその世界はぐぐっと広がるように感じています。

また、自分の取り組みに対して成果物があるものに関しては実感できるが、
それ以外のものについては「なんとなく成長してるかな?」というような方が多いこともよく聞きます。
成長を見えるようにすることで、やる気を継続する意欲を得ることは目的の達成のために大切です。 どのように可視化するのが効果的か?については色んな形で試して行きたいと思っています。

まずは自分が日々行っていることを毎日記録し、幾つかのカテゴリで記録をとって月次でまとめる
取り組みを始めてみました。自分自身が実験台です。

tbpgr.hatenablog.com

他人から見るとよくわからないものかもしれませんが、私自身としては実際にやったことを
まとめてみて、何もまとめないよりも意欲を得ることができました。

引き続き取り組んで行こうと思います。