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Empowerment Engineering

内発的動機づけをソフトウェア開発の力で支援する

目的パターンカタログ - 目的を踏まえて目標を共有する

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目的とは成し遂げようと目指す事柄です。

詳しくは下記の記事を参照ください。

empowerment-engineering.hatenablog.com

では目的のために必要な条件、環境、スキルなどはどのようなものか? パターン・ランゲージの形式で知見を集めたいと思います。

フォーマットは以下です。

名称 内容
パターン名 パターンの名称。
コミュニケーション時に利用するので簡潔であること
イメージ パターンのイメージを表す図やイラスト。
画像の力で内容を把握しやすく、記憶しやすくなる
状況 どんな状況のときに起こる事象か
問題 どんな問題か。
Forces に比べると抽象的な内容
要因 問題が発生してしまう具体的な要因
解決 どのように解決するか。
Actionsに 比べると抽象的な内容
行動 問題を解決するための具体的な行動
結果 解決した結果起こること。
良い影響、悪い影響双方について考える

イメージについては苦手な方もいると思うので省略可能です。

パターン・ランゲージについて、より詳細については下記の記事をご確認ください

empowerment-engineering.hatenablog.com

この記事ははてなお題として作成しています

blog.hatena.ne.jp

最初の例として1記事書いてみます。

パターン名

目的を踏まえて目標を共有する

イラスト

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状況

複数名が所属する組織において、目的・目標の設定者と実施者が異なる

問題

目的を共有せずに目標を管理している

要因

  1. 目標を設定する側が目的の共有が必要であることを認識していない
  2. 目標を設定する側が目的を共有できていると思い込んでいる
  3. 目標を設定される側が目的を気軽に質問できない人間関係になっている
  4. 目標を設定される側が目的を質問するという考え方自体を持っていない
  5. 目標を設定される側が目的に共感していない

解法

共感できる仲間を集めて目標と目的はセットで共有する

行動

  1. 目標を設定する側が目的の共有が必要であることを理解する
  2. 目標を設定する側は本当に目的が共有されているか確認する
  3. 心理的安全性が高い組織にすること
  4. より上位のものが目的を踏まえた目標を持つことの重要性を説明する
  5. 組織メンバーの採用を是正する

結果

プラスの結果

  • 目的を持って目標に挑むことで、より強いモチベーションで目標に向けて取り組むことができる

マイナスの結果

  • 元々目的に共感していなかったり、無気力なメンバーが多かったりする場合は手間ばかり増えて効果はあがらない

メモ

目標を設定する側が目的を共有できていると思い込んでいる

予想される原因は以下などがありそう

  • 目的を伝えるための経営理念・基本方針などの文章が難解
  • 言わなくても分かって当然と考えている

目的と共感

目的に共感していたほうがより高い成果を発揮できるとは思うが、
目的にさほど共感していないが、目的を理解してそれに基づいて高い成果を出せる人も存在する。

心理的安全性

心理的安全性」という言葉が聞き慣れない場合は、以下の記事が参考になります

leaders.media

Psychological safety - Wikipedia