Empowerment Engineering

内発的動機づけをソフトウェア開発の力で支援する

目的(Purpose) - 指針

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内発的動機づけに関する3つの要素「自律性」「熟達」「目的」の一つである目的。
今回は目的に関わる要素のうち 指針 についてまとめます。

※内発的動機づけ、目的それぞれについて知りたい場合は自前に下記リンク先をご確認ください。

empowerment-engineering.hatenablog.com

empowerment-engineering.hatenablog.com

指針とは?

指針とは、 ものごとをすすめる上での基本的な方針 です。

内発的動機づけの「目的」の文脈に置いては、
企業が語る言葉を元に、企業が求める目標を達成するために実行すべき指針を用意します。

目的が抜け落ちた指針

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企業の理念やビジョン、それがこもった「言葉」を伴わないただのチェックリスト方式の行動指針があった場合、
その有効性は低くなります。
守られない場合もあるだろうし、守られたとしてもその背景にある目的を伴わないものになる可能性が上がります。

目的とともにある指針

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指針が目的とともに語られる場合、意図した形で実施されるものになります。

企業として目指すべきものがあり、その達成のために行うべき行動がある。だからそれが指針になっている。

それが伝わってはじめて本当の意味での行動指針として伝わり、ほんとうの意味で指針に基づいた
行動に結びついていくのでしょう。

事例

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私が副業としてお手伝いしている会社では、新規参入のメンバーが増えるたびに
10個の行動指針の読み合わせを行います。

その際に、1項ずつ順番に読み上げて実際の業務のエピーソードを交えて
その指針に関して自分が考えていることを発表していきます。
新規メンバー参入のタイミングが各自が指針に基づいて行動し、その意義を振り返るタイミングになりますし、
新規メンバーにとっては、仲間がそういった指針を大事にして行動しているということが伝わります。
この場は各自がお互いの考えていることを知り、尊敬の念を強める機会でもあります。

GoogleのHRT(謙虚、尊敬、信頼)のうち、RTの2つを高め、さらに指針を浸透させるよい取り組みだと感じました。

参考図書

リンク先の書籍を参考にしています。

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